どうも!S字カーブをドリフトで駆け抜ける方の正宗です。
先日の記事『
会津田島ドライビングスクールの合宿免許に行ってきたよ! - まえがき』の続きとなります。
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田島ドライビングスクールの教官についてぶっちゃけトークを繰り広げましょう。
一つ、お話しがあります。
聡明なEXPer(t)のあなたならもしかして気づいていたかもしれませんが、これといって今まで話題になる事はなかったものの、
実は私は普通自動二輪の免許は既に持ってたりするんですね。
なので、田島ドライビングスクールで私が受けた教習は技能のみとなっています。
バイクの免許を持ってたんで、学科については教習も試験も私は免除でした。(技能とセットになってる二時間の学科教習は除く)
うーん、持ってて良かった、普通自動二輪免許。
さて、それを踏まえた上で。
田島ドライビングスクールの教官についてですが、超・予想外な事にほぼ全員が全員紳士的だったので、私は終始ビックリしっぱなしでした。これマジです。
えっ嘘、ホントに?ってくらいマジで紳士的。
私はもっとこう、メチャクチャいびられたりするんじゃないかと思っていたのですが、その心配は
9割無駄に終わりました。
当初は録音も辞さない覚悟で教習に臨もうと考えていたんですけどね(笑)
さぁ、それでは残りの1割について語りましょうか。教官のなかで二人、私に警戒態勢を取らせた人がいました。
一人は、私の完全なる誤解です。
露骨に横柄な態度を取る人...かと思いきや、ただ単にちょっと無口なだけで、蓋を開けてみれば要所要所でポイントを押さえた指導をしてくれるベテラン教官さんでした。
何度か顔を合わせる内に次第に気さくな態度に変わっていったので、もともとシャイな人だったのだろうと思います。
残るもう一人、この人がジョーカーです。
他の教官は全員紳士的なのにも関わらず、この教官ただ一人だけは技能教習中に助手席からメチャクチャな圧を掛けてきます。教習所内を走る第一段階、実際の路上を走る第二段階、そのどちらでもこの教官が私につく機会があったのですが、
ちょっとでもマズい事があるとすぐさま唸るか吠えるか怒鳴るかの嵐です。ただし、誓って言いますが理不尽な罵倒をされたり暴力を振るわれたりした事は一切ありません。普通に私の車の操作の仕方が悪いので怒鳴られてたんですね。
理不尽な罵倒とは、例えば『お前、そんなセンス悪い柄のシャツ着てるからウィンカー出すタイミングが遅いんだよ!』みたいな、因果関係の辻褄がまるで合ってない罵倒の事を指してます。
怒鳴られはしましたが、そういう理不尽な罵倒は無かったです。
『それにしても、何も怒鳴らなくたって良いんじゃない?』と、あなたは思うかもしれません。
私も最初はそう思ってたのですが、第二段階の途中から考えが変わりました。
簡潔に言うと
『自分の精神状態が常に良好なまま、この先ずっと車を運転できる事が保証されてる訳じゃないじゃん』との思いに至ったのです。
人間、生きてりゃ浮かれる時もあればヘコむ時もあります。
もしあなたが、今から免許を取ろうと考えているのなら、どうか想像してみてください。
・もしかしたら恋人と喧嘩するかもしれない。
・もしかしたら一年かけて猛勉強の末に臨んだ試験に落ちるかもしれない。
・もしかしたら上司から理不尽な叱責を受けるかもしれない。
・もしかしたら客先から身に覚えのないクレームを受けるかもしれない。
・もしかしたら仕事でとんでもないミスをやらかしてしまうかもしれない。
・誰よりも愛する恋人と結婚が決まるかもしれない。
・宝くじが当たるかもしれない。
・昇進が決まるかもしれない。
・理想にドンピシャな家を破格の値段で購入出来るかもしれない。
・子供が生まれるかもしれない。
そんな時でも必要とあらば、私たちは努めて普通に、安全に車を運転しなくてはなりません。宝くじで二億円当たってウキウキしてたからといって、目の前の赤信号に気づかない訳にはいきません。
上司に理不尽な叱責を受けてイライラしてたからといって、横断歩道を渡ろうとしてる子供を見落とす訳にはいきません。
仮に今後そんな危ない状況に陥ったとしても、私たちの替わりにブレーキを踏み、横から咄嗟にハンドルを操作してくれる教官はその時にはもういないのです。なので、私は横からどんなに怒鳴り声が飛んでこようが影響を受けずに平静さを保つ事を心がけました。
言うなれば『修行』の心境です。
こんな事ぐらいで車の運転に支障をきたすようでは、将来どんな事故を起こすか分かったもんじゃないですからね。
そして実はこのジョーカー教官、しょっちゅう怒鳴り散らしてはいるものの、よくよく聞けばダメ出しだけではなく『どうすれば良いか?』というアドバイスの部分も、結構ちゃんと怒鳴ってくれてはいるんですよ。
全員が全員こんなんだとさすがに心が折れそうですが、たった一人だけならそれはそれで貴重な教官だと思うんです、私。
あなたならどう思うでしょうか?
その他の教官は楽しげに喋る人がほとんどで、リラックスして教習を受ける事ができました。
微妙なニュアンスの差はあるものの、教官が違っても教えられる事はほぼ一貫してます。
もし『あれ?他の教官に聞いてた事と違うんじゃないか?』と感じるような事があったら、
状況をよく観察してみてください。大抵の場合、言ってる事が違うのではなく、状況が違ってるだけです。
その時々の状況に合わせた指示が飛んでくるんですね。
簡単に言うと、歩道が整備されてて見晴らしが良く広いまっすぐな道では『30km/hで走らない!もっとスピードを出して』と言われますし、市街地の狭い裏路地で、歩道がないにも関わらず歩行者が多いのならば『40km/hで走らない!もっとスピードを落として』と言われる訳です。
状況を観察しても教官の指示の意図が掴めなければ『どうしてそのような指示が出されたのか?』とストレートに教官に質問をしてください。
私も分からないところや疑問に感じる点、曖昧で不安に思う部分など様々な事を質問しましたが、教官に質問をして答えを返してくれなかった事は一度もありませんでした。教官は、必ず何かしらの答えを用意してくれるハズです。
よく聞いて、必死こいて頭と身体に貰った答えを叩き込みましょう。
うーむ。
正直、もっとスキャンダラスな話題がある方が盛り上がる気もしますが、まぁ無いもんはしゃーない(笑)
あ、給料はビックリするほど薄給のようです。毎日ほぼ命がけの仕事なのに。
ちょっと可哀想ですよね。
というわけで、本当に予想外だったのですが、田島ドライビングスクールの教官の質はかなり高いと言えます。ほぼ全員ビックリするほど紳士的で、教え方にはきちんとした一貫性が見られ、教習生からの疑問・質問にはしっかりと応えてくれる、信頼できる教官が揃っています。数字には出せないところなのが残念ですが、教官の質の高さが田島ドライビングスクールの一番の売りと言って良いのではないだろうか。
卒業した今だからこその正直な感想です。
次回は
設備について、口コミには書かれない田島ドライビングスクールを卒業した私の超本音の感想を織り交ぜたぶっちゃけ暴露トークを、余すところなく繰り広げようかと思います。
乞うご期待!!