昨日の記事ではロボットダンスの達人Marquese Scottさんについて書きましたが、ふと『ロボットのように踊る人間と人間のように踊るロボットを見比べてみたら、どちらがより不自然に感じるだろうか?』と思い付きました。
という訳で早速実行。
人間代表はもちろん俺達のMarquese NONSTOP Scott。
見るべきポイントは『人間としてどれぐらい不自然な動きをしているか』です。
ロボットらしい程ポイント高いです。
昨日の記事を読んでない人の為に今一度Marquese NONSTOP Scottの代表作を貼っておきます。
何度観ても相変わらずの不自然さ(笑)
動きは文句の付けようが無いくらいロボットそのものです。
ただ、非常に惜しい事にMarquese NONSTOP Scottは表情や目線がもの凄く人間っぽいんですよ。
え、そうなの?と思った方は、是非フルスクリーンモードで確認してみて下さい。
動きを中心に観てると同じ人類とは思えない程の違和感を感じますが、顔を中心に観てると割と普通に感じると思います。
なので、Marquese NONSTOP Scottの不自然ポイントは91ポイントぐらい。
次はロボット代表。
見るべきポイントはさっきとは逆で『ロボットとしてどれぐらい不自然な動きをしているか』です。
人間らしい程ポイント高いです。
踊るのは産業技術総合研究所が開発した美少女ロボットHRP-4C。
かなりロボットっぽいです。
もう、プログラムでやらされてる感バリバリです。
Perfumeの一人とすり替えてファン以外の人に見せれば、雰囲気に飲まれて10秒くらいはバレないかもしれません。
しかし、やっぱりすぐに本物のロボットだとバレてしまうでしょう。
どうにも動きが固いです。
まばたきなどしてるのはグッドだと思うんですが、目の周りや口の周りといった最低限の部分しか動かないからか、やはり表情に人間らしさがありません。
手がずっと開きっぱなしで微動だにしないのもアレですし、リズムの取り方に躍動感がありません。
かなりロボットっぽい。
なので、HRP-4Cの不自然ポイントは54ポイントぐらい。
結果は人間91ポイント、ロボット54ポイントで今回のところは人間の圧勝です。(※俺調べ)
改めて考えてみると、顔ってのはやっぱ人の印象を決める上でかなり大事な要素なんですね。
一つ不思議なのは、Marquese NONSTOP Scottが結構グネグネ動いてるにも関わらずロボットっぽく見える点です。
HRP-4Cはカクカクしてるが故にロボットっぽいと感じたのですが、この差が一体どこから来るのかちょっと私には分かりません。
余談ですが、HRP-4Cは怒った顔だけはもの凄く人間っぽいです。
リンク先のムービーを見て頂ければ分かると思いますが、普通に怖いです。
重ねて申し上げますが、顔ってのはやっぱ人の印象を決める上でかなり大事な要素なんですね。
2012年07月28日