今日は、以前の記事でチョロっと書いた『最適販売価格』について説明するよ!
これを知ってると効率よくマネタイズする事が出来るようになるんだよ!
あっ、ただこれって商品の価格を決める時の話だから、もしあなたのマネタイズの方法がアフィリエイトだけだったりすると、残念ながら今日の記事はあんまり役に立たないです、ごめんなさい。
あなたは自分で好きな値段を付けられる自分の商品を持ってます?
今回はあなたに向けてこの記事を書いてます。
そんじゃあ早速説明しようか。
あなたは、自分の商品の値段をどんなふうに決めてる?
何を基準にしてる?
多くの人は、他の同じような商品を見回して、似たような値段をつけてるのよ。
『先人に倣う』って意味でそれは間違いじゃないけど、全く同じ商品を売ってる訳じゃないんだから多少は値段の上下があってもおかしくないよね?
じゃあ、どうやってその商品に見合った値段をつければ良いのか?
ありがちなのは、他の商品よりもほんの少ぉーし値段を下げて『良し!オッケー!!』って思うパターン。
でも、ちょっと考えてみよう。
本当にそれはオッケーなのか。
もし、今日はそれでオッケーでも、明日になったら見知らぬ誰かが新たに同じような商品を用意して現れて、あなたの商品と値段を見て、それよりもほんの少ぉーし安い値段を付けたら、あなたの商品の寿命は一日で終わってしまう事になるけど、本当にそれでオッケーなのか、と。
うん、それでオッケーな訳がない。
なので、まず必要なのは、自分の商品の良さを精一杯説明する事。
『この商品にはこういう価値が有りますよ』という事を、お客さんに向けて一生懸命語るのよ。
もしこれが無いと、お客さんの側からすれば価値判断の基準が値段しか残らないのよ。
なので、自分の商品の価値を一生懸命説明する事。
それがスタートラインね。
で、ここからが『最適販売価格』の決め方。
先人に倣って、あなたは自分の商品の値段を一万円にしたとする。
その値段で一ヶ月売ってみたら、その月は10個売れた。
この場合、一万円×10個=一ヶ月で10万円の売り上げになるよね。
次の月は商品の値段を5,000円に下げてみた。
そうしたら一ヶ月で30個商品が売れた。
この場合だと、5,000円×30個=一ヶ月で15万円の売り上げだよね。
値段を下げると大量に売れて結果的に儲かる、と考えて、次の月はさらに商品の値段を1,000円に下げてみた。
売れた数は100個。
でも1,000円×100個だと=一ヶ月で10万円の売り上げにしかならない。
もっと細かくテストするなら、今度は5,000円を基準に上げたり下げたりしてテストを繰り返して、一ヶ月あたりの売り上げが一番高くなる値段を割り出すのよ。
その値段が最適販売価格ね。
話を簡単にする為にこの例ではコストを加えなかったけど、特にフィジカルパッケージの商品を扱っている場合は、本番では売り上げからコストを引く事を忘れないでね!
コストが加わるとどうなるかと言うと、例えば商品の値段を3,000円にしてみて、それで一ヶ月で50個売れた場合、一ヶ月の売り上げは15万円になるよね。
これは商品の値段が5,000円×売れた個数30個=一ヶ月で15万円の売り上げの時と同じ結果だけど、もし商品を売るのに一個につき100円のコストが掛かってるなら、売れた個数が少ない方が手に入る利益は多くなるでしょう?
だからその時の最適販売価格は5,000円って訳。
そして、ここでもう一つ、出来れば試した方が良い事があるのよ。
これはちょっと勇気がいるんだけど、上の例の話の流れで今度は商品の値段を二万円にしてみるのよ。
もしこれで売れた数が一ヶ月で8個とかになると、二万円×8個=一ヶ月16万円の売り上げになったりする事があるんですね。
コレ、値段を上げても思ったより個数が下がらなかった場合ね。
で、さらに先に進む勇気があるなら、今度は値段を三万円にしてみるんですよ。
全く意味が分からない事に、三万円にしてみたらなぜか売れる個数が増えたりする場合があるかもしれないんですねコレが。
例えば値段を三万円にしてみたら、なぜか売れる個数が12個に増えて、一ヶ月で36万円の売り上げになったりね。
どうしてこんな事になるのかと言うと、値段が高い方を好む人が世の中には一定数いるのと、値段が高いと単純に目立つってのと、あと一生懸命説明した商品の価値がちゃんと伝わってて、その価値が高いとお客さんに評価されると、値段が高い方が逆に買いやすくなったりするんですよ。
例えばだけど『ロレックスが激安特価9,800円!!』って言われたら、それって『お買い得』じゃなくて『胡散臭っ!!』ってなるでしょう?
ロレックスじゃなくて本当は口(くち)レックスなんじゃないの?とか無意味に疑われたりね。
高い方が逆に買いやすいってのはそういう事。
あ、値段に見合った価値が伴ってる事は大前提ね。
(価値についてはいずれまた新しい記事を書こうかと。1万円のカシオのデジタル腕時計と100万円のロレックスの機械式腕時計で値段が100倍違うのは、時計としての機能が100倍優れてるから...ではないのは何で?ってな感じのお話)
もちろん、一ヶ月トータルの売り上げが結果的に下がるようなら、また商品の値段を下げます。
こんなふうに、テストを繰り返す事で最適販売価格を決める事が出来るんですね。
敢えて言うけど、価格は上げてみるのも大事だよ!
頑張ってね!!
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