2017年04月04日

利益を生み出す熱狂ブランドの作り方

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利益を生み出す熱狂ブランドの作り方
著者:アレンPアダムソン


どうも!ブランディングドリーマーの正宗です。

『利益を生み出す熱狂ブランドの作り方』という本のレビューです。

副題に『あなたの会社が高粗利に変わる高付加価値ビジネス構築法』と書いてあります。

さらに帯には『ブランディングとは、粗利を生み出すための「科学」である。』と書いてありますね。

なので、この本の表紙を見る限りでは、自分自身や自分の事業を、人々の憧れのブランドに押し上げるノウハウが書かれてるように思えて来ますが、読んでみた限り正直そこまで凄い事は書かれてないという印象です。

この本では『著者のアレン氏と、様々な有名企業のマーケティング担当者・ブランディング担当者とが対談←→それらの企業で有効だったそれぞれ個々のブランディング手法を分析』というケーススタディ方式での記述が主な内容となっています。

ゼロからブランドを構築していく体系的な手法が書かれてる本かと思って買った(だって『作り方』とか『構築法』って書いてあるし)のですが、大半は『すでに高いブランド力を持ってる企業の分析事例集』となってました。

このような書かれ方をしてる理由は、もしかしたらゼロからブランドを構築していく体系的な手法というものが、まだ世の中に確立されてないからなのかもしれませんね。

さらに、この本で出て来る『有名企業』は、あくまで『アメリカでの有名企業』なので、名前を出されてもアメリカでどういう立ち位置の企業なのかが日本人にはあまりピンと来ない場合も少なくないです。

この本を読んで私の頭の中に残った事は以下の5つ。

1.ブランド構築の鍵は有意義な差別化にあること。

2.それは多くの場合、誰もが当たり前のように受け入れてた事柄に『なぜ?』という疑問を持つ事(この人の得意技ですね)で生まれるということ。

3.ブランドの行いがブランドを決めるということ。

4.事例集に載っていた『ターゲット』というディスカウントストアが特に秀逸(カラーブランディング、自社製品のオリジナルデザインの発想 P.150)な例だったこと。

5.強力なブランドというのは、信念体系に基づいた偶像(ベライゾンワイヤレス対談 P.246)だということ。


『これだ!』と思える事例が有るか無いかでこの本の真価は人によってピンキリになるかと思います。

私にとっては、期待してた通りではなかったけどガッカリという程ではない本でした。

元はダイレクト出版から発売されてましたが、すでに絶版となっています。

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【購入】利益を生み出す熱狂ブランドの作り方
著者:アレンPアダムソン
定価:3,800円



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今日の読書 - サムライEXP posted by 正宗 at 00:08 Thanks Reading!!
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