私は夜に仕事してるから良く分かるんだけど、最近になって陽が昇るのが早くなった。
ほんの2週間くらい前までは朝の6時と言えばまだ暗かったのに、今では既に明るくなっている時間だ。
ちらほらと梅の花も咲き始めてるし。
これは、あれですな。
春がもうすぐやって来ますな。
冬が終わって、春がやって来る。
そんな当たり前の話なんだけど、たまにはこの『当たり前』という感覚を新鮮な気持ちで味わってみると結構楽しいんですよコレが。
私は今では当たり前のように毎日キチンと仕事に行ってますが、2年前はそれは当たり前の事ではありませんでした。
現在、職場で当たり前のように使いこなしている知識や技術も、その大半は今の職場に入った当初に苦労して身に付けたものだったりします。
今、毎日私と当たり前のように親しく話してくれる人達も、ちょっと前までは全く見ず知らずの他人でした。
当たり前のように使っている携帯電話。
当たり前のように使っているコンピューター。
当たり前のように手でお箸を使って御飯を食べ、目で文字を理解しながら読み、耳で人の話を聞いて口で喋る。
当たり前のように笑う事が出来る。
当たり前のように心臓とか動いてくれちゃってる。
この内の一つでも、もし『当たり前』じゃなくなったとしたら?
そう考えると、当たり前だと思っていた事ほど、実は自分にとってどれだけ大事な事なのかが良く解るよね。
当たり前の事。
言い換えれば、特に意識する必要の無い事。
何故、意識する必要が無いのか?
なぜなら、それが非常に上手く行ってる事柄だから。
日頃は『あれが足りない』『これが駄目だ』と、とかく上手く行ってない事柄ばかり考えがちになっちゃうけど、たまには自分が今までに積み上げて来た成功の証である『当たり前』の事から得られる幸せを噛みしめてみても良いんじゃないか、と思う。
当たり前の事に感謝。
当たり前の事に感謝。
咲き始めたばかりの梅の花を見ながらそんな事を思った今日の帰り道。
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2011年02月24日