今回は、マネタイズの際に肝に命じておかなきゃならない超ぉー大事なマインドのお話をしますよ!
このマインドが無いと、あなたが潤沢なキャッシュを手にする事は多分、夢のまた夢となってしまいます。
そんくらい重要。
今日、あなたが絶対に覚えておかなきゃならないのは『世の中に流通するキャッシュは事実上、無限』だという事です。
例えるなら海の水のようなものです。
海の水は無限かと言われると実際のところ有限ではあるんだけど、じゃあ『バケツ渡すから海の水を全部汲み上げてくれ』と言われて出来るかと言うと、そんな事は誰がやっても無理じゃないですか。
だから、事実上は無限として扱っても問題無いんですよ。
あなたは『潤沢なキャッシュが好きなだけ欲しいか?』と聞かれれば『イエス!』と答えると思います。
世の中の大半の人もそう思ってるハズなんだけど、ところがどっこい!
いざ自分がマネタイズする側に立ってみると『海の水をバケツで汲み上げる』んじゃなくて『砂漠で今にも枯れそうなオアシスの水をスプーンで掬う』みたいなマインドになってしまうみたいなんですね。
その事を実感したのが、自分で書いた本をアマゾンキンドルの電子書籍で出版した時です。
・Amazon.co.jp: 正宗:作品一覧、著者略歴
参考のために他の電子書籍も色々見てまわっていたんだけど、かなり多くの人が自分の本の値段を99円(または250円)で販売してたんですよね。
99円というのは、アマゾンキンドルで設定できる最安価格です。
250円の方は『アマゾンで一定期間独占販売する(代わりに貰える印税率が高い)』という約束で出版した時の最安価格。
つまり、設定できる一番安い値段で自分の本を出版してる人が沢山いたという事です。
じゃあ、99円で売ってる本にはガチでそれだけの価値しかないのか?と言うと、多分違うと思うんですよ。
もちろんアマゾンキンドルで売ってる99円の本を全部読んだ訳じゃないんだけど、だからって全部が全部99円の価値しか無いとはとても思えない。
本来の価値的にはもっと値段を上げても良いハズなのに、自分の意思で敢えてギリギリまで値下げしちゃってるんですよ。
どうしてこんな事をするのかと言うと『世の中に流通するキャッシュに限りがある』と考えてしまっているからです。
さっき『砂漠で今にも枯れそうなオアシスの水をスプーンで掬う』って書いた、あのマインドです。
水に限りがあるこの状況だと、自分の為に好きなだけ水を汲み上げる事が『悪い事』だと思えて来てしまうんですね。
普通の人ならばそう思って当たり前の状況です。
でも、実際には海の水をスプーンでひと掬いして『ヤバい、ちょっと掬いすぎたかも...』と、無用な心配をしてるに過ぎません。
もし本当に99円の価値しか無いと考えているならそれでも良いのですが、本来はもっと価値があると思いながらもお金を沢山貰ってしまう事に罪悪感を感じるから値段をギリギリまで下げて99円にしよう、と考えるのはやめるべきです。
価値に見合った相応の価格を付けたとしても、それを無理やり押し売りする訳じゃないんですから。
あなたの販売する商品は、その価値を認める事ができて、なおかつ払えるだけのお金を持っている人が購入する事になります。
もし仮に、どれだけ値下げしても罪悪感がつきまとうくらい商品の価値に自信が持てないのなら、その商品は販売する事自体が間違ってます。
最適販売価格をテストする為に意識して価格を上下させる事はあるかもしれませんが、基本的にはその商品が持っている『価値』を基準にして価格を決めましょう。
『世の中に流通するキャッシュは事実上、無限』です。
あなたが必要とするだけ汲み上げても良いんですよ。
頑張ってね!!
PS:
余談ですが、低価格を売りにした薄利多売路線で潤沢なキャッシュを手にしようと思ったら、大企業であることが必須条件となります。
なぜなら薄利多売路線には、大量生産・大量販売、そして全国規模の広範囲なマーケティングが必要となるからです。
薄利多売路線は大企業だけが行える、言わば『特権』ですね。
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