冷凍焼けで黒くなったバナナ(古くなったものではなく)を真っ黄色に戻すムービーがよく分からないけどスゴいんですよ。
ジップロックにジャスミンライスというお米を入れて、バナナを投入し、バナナにジャスミンライスをよくまぶします。
空気を抜いて密閉したら、一時間ほど放置。
一時間たったら、ジップロックからバナナを取り出しドライヤーの『弱温風(弱温風がない場合は温風と冷風を交互に)』をかけると、黒かったバナナが真っ黄色に...なぜ?
不思議に思ったので、ちょっと考えてみました。
これ多分ですよ?
冷凍焼けした食品って酸性に傾くらしいので、それをジャスミンライスが中和してアルカリ性側に引っ張り戻してるんじゃないかと。
でも、ちょっと調べたのですが、お米自体は酸性らしいじゃないですか。(なんかイマイチはっきりしませんでしたが...)
ならジャスミンライスにあって普通のお米にないものって言ったら何だろう?
と、さらに調べてみたら、ジャスミンライスのアイデンティティーはどうやら『アセチルピロリン』という香気物質にあるらしいことが分かりました。
なので、この『アセチルピロリン』がアルカリ性かどうかを調べようとしたのですが、ここで私の調査は潰えました。
調査って言っても当てずっぽうの妄想を頼りにネットで検索しただけなんですけどね。
アセチルピロリンの分子式が『C6H9NO』である事をweblio辞書で見かけて、そこから先はもうどうしたらよいやらさっぱりです。
アセチルピロリンの隠された性質とは?
実験に使ったジャスミンライスはそのまま食べられるのか?
そして撮影者の髪型に隠された意外な謎とは、いったい...?
調査結果は、追 っ て 報 告 す る !(私が追うとは言ってない)
<追記 2025-08-08 夕方>
8年越しでこの謎が解決しました!
8年越しの8月8日でかなりの末広がりですね!
では解説しましょう。
■冷凍焼けしたバナナが黒くなる理由
冷凍するとバナナの皮の表面の細胞が破壊されます。
すると、バナナの細胞内にある成分(ポリフェノール)が空気中の酸素に触れて酸化します。
酸化するとメラニンに似た色素が生成され、その部分が黒く見えます。
結果、冷凍によって細胞が破壊されたバナナの皮の表面は黒くなります。
■ジャスミンライスにまぶす理由
ジャスミンライスは吸水率が高いため、バナナの水分によってバナナにジャスミンライスのでんぷん粒子が付着します。
このでんぷん粒子をバナナの黒い部分(細胞破壊されてる部分)に付着させるためにジャスミンライスをまぶしています。
■バナナに弱温風をかけると何が起こるのか
ジャスミンライスは弱酸性のため、でんぷん粒子が付着したバナナの黒い部分は弱酸性となっています。
ここに弱温風が当たると、熱と弱酸性の水分により酸化色素(バナナの黒い部分)が加水分解されます。
その結果、バナナの皮の表面を覆っていた黒い部分の色素は分解・退色し、下地の黄色が見えるようになります。
■なぜ、ジャスミンライスを使うのか?その理由
要点は『バナナの細胞破壊部分に弱酸性のでんぷん粒子を付着させること』なので、ジャスミンライスじゃなくとも普通のお米でもこの現象は起こり得ます。
しかし、普通のお米よりもジャスミンライスの方がでんぷんの粘着性が高いので、『でんぷん粒子を付着させる』という目的により適してるのです。
ハイ、という訳で、黒い部分が黄色に戻ったのではなく、化学反応によってバナナ表面の黒い部分の色素を分解・退色させたので、その下に残ってた黄色い部分が見えるようになっていたんですね〜。
いやースッキリしました!!









