ドラクエ11のクリア後の世界を考察しました。
今回の記事はドラクエ11、およびロトシリーズとなるドラクエ1、2、3のストーリーをある程度知っているあなた向けに書かれています。
ネタバレ満載となってますので、読む場合はスーパー自己責任でお願いします。
それでは行きましょう〜!!
この先はドラクエ11の盛大なネタバレ満載となってますが、本当に読み進めて良いですか?

...。
それでは始めましょう。
ドラクエ11クリア後の世界線は、主に二つに別れています。
ひとつは11主人公のその後の世界。
そしてもう一つが、11主人公世界の過去の勇者である、ローシュが生き残った事で分岐したその後のパラレルワールドの世界です。
結論から言うと、私は11主人公のその後の世界がドラクエ1へ、ローシュのその後の世界がドラクエ3へとつながった、と考えます。
■11主人公のその後の世界はどうなったのか?
11主人公はロトゼタシアを救った勇者として『ロトゼタシアの勇者』、転じて『ロトの勇者』という称号を生み出しました。
しかし、11主人公はセニカに勇者の力を渡してしまっていたため、ボス撃破後には勇者の力は持っていません。
そのため、代を重ねるにつれ過去の名声は次第に失われていき、時と共に平凡な一般家庭へと姿を変えて行ったと思われます。
だからこそ、アレフガルドには『ロトの勇者』という称号はあるものの、ドラクエ3勇者がギアガの大穴を越えてやってくるまでは、巨悪に立ち向かう『勇者』が存在しなかったのではないでしょうか。
■ローシュのその後の世界はどうなったのか?
本編を見れば明らかな通り、ローシュとセニカという、勇者の力を持った二人の子孫が勇者オルテガであり、その子供がドラクエ3勇者となりました。
11主人公がセニカに勇者の力を渡した事で勇者ローシュも生き残り、後世のパラレルワールドでドラクエ3勇者が生まれ、そのドラクエ3勇者が世界線を飛び越え異世界であるアレフガルドにやって来て、そこで11主人公の残した『ロトの勇者』という称号を与えられている事に溢れ出るドラマを感じます。
かつて二つに分岐した世界線が再び交わり、どちらの世界も勇者により救われたんですね。
■竜王とはいったい何者なのか?
個人的に、一番の謎はドラクエ1のラスボスである『竜王』の存在だと思います。
こいつはいったい何者なのか?
11の本編では、聖竜が「いずれ闇に飲まれるかもしれない」と言っているので、闇に飲まれた聖竜がすなわち竜王なのかな?と思わせる節はあります。
状況的には、11主人公の世界の聖竜、もしくは聖竜の子孫が、何らかの理由で闇に飲まれて竜王となった、と考えるのがもっとも辻褄が合うように思います。
ローシュのその後の世界にも聖竜は存在しているはずなので、そちらの聖竜の子孫がドラクエ3の竜の女王となった、と考えると非常に収まりが良いですよね。
しかし、現時点では11主人公の世界(後のドラクエ1の世界)の聖竜が闇に飲まれる理由が見えません。
闇に飲まれそうなのは、ローシュの世界(後のドラクエ3の世界)の聖竜の子孫である竜の女王の子供の方です。
竜の女王の子供が闇に飲まれる理由は仇討ちのためです。
竜の女王が産んだ卵から孵った子供が『ドラクエ3勇者が母の命を奪うきっかけを作った』と考え、勇者に仇討ちをするためにアレフガルドまで追ってきて、結果竜王と呼ばれるようになった、という方が理由的にはありえそうな気がしません?
だとすると、11主人公の世界の聖竜が、どうして「いずれ闇に飲まれるかもしれない」と言い出すのか?
これは仮定なのですが、神と呼んでも差し支えないほどの力を持っている聖竜ならば、パラレルワールドを含めた全ての世界線を越えて意思や記憶の共有ができる...のかもしれません。
他のドラクエシリーズのマスタードラゴンなどは、自分の事を「この世界のすべてを知ることのできる者」「世界のすべてを統治する者」と言っているので、あながち間違ってはいないかもしれません。
そう考えると、他の世界線での自分の子孫、すなわち竜の女王の子供が、復讐心のために闇に飲まれて竜王となり、その自分の子孫を勇者の力を持った者が倒す、という未来予測が可能となる余地が生まれますが...果たして真相はどうなんでしょうね。
■最後に
これにて、ドラクエ11を一度もプレイした事がないのに、ネットであらすじのみを知ってしまった私による考察を終わりにしたいと思います。
ドラクエ11超やりたくなった。
でもハード持ってないよ〜!!