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2023年10月26日

【BUCK-TICK】唄/君へ




ちくしょう、なんでだよ、早すぎんだろフザケンナよ、、、

BUCK-TICKのヴォーカル、櫻井敦司氏の訃報を知って2日経ちましたが、いまだショックでため息ばかり出てしまう正宗です。

この2日間はずっと、虚無、悲嘆、そして言いようのない怒りを感じていました。

そろそろこの辺で追悼の意を込め、櫻井敦司氏の残した数々の作品を、私個人の手持ちの分だけですがレビューしていこうかと思います。


本日2023年10月26日は、BUCK-TICKのメジャーファーストシングル『JUST ONE MORE KISS(1988年10月26日)』が発売されてからちょうど35年目の節目の日でもありますしね。

BUCK-TICKの作品が大半を占めることとなりますが、他の名義での活動も『櫻井敦司』という括りで等しくレビューしようと思います。

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CDタイトル:
アーティスト名:BUCK-TICK


BUCK-TICKのヴォーカル、櫻井敦司氏の追悼レビューシリーズ記事1作品目は『唄』です。



1995年に買った、今はもう生産されてない8cmの短冊型シングルCDですね。

カップリングは『君へ』。

コレ、実は私が初めて買ったバクチクのCDでした。

中古CD屋さんでワゴン投げ売り200円のセール品だったんスよw

ワゴン内を適当に物色してたらたまたま目に付いたのがコイツ。

私、コレを見た時思いましたね。

『なんやこのジャケット、、、?』

ちょっと見てもらっていいですか?

コレです↓

2023-10-26-02.jpg

どう見えます?

私にはコレ、『生まれたての魔物みたいなのが、自分で自分の臍の緒を引きちぎってる』ように見えるんですが、、、

とにかく異様ですよねw

あと、ジャケットの質感がこれまた異様なんスよ。

高級和紙のような装丁で、メチャクチャ質感が高いんです。

写真ではプラケースに入ってるのでちょっと分かりづらいのですが、『シングルCDでこんなんあるんか?』というような異様な高級感があります。

ってな訳で、私のバクチク遍歴はシングルCDのジャケットへの興味から始まったんですね。

じゃあ、バクチクの音楽はその時は知らなかったのか?と言うと、恥ずかしながら当時の時点では『なんとなく聴いたことがある』という程度だったんですね。

バクチクがパブリシティを得た『JUST ONE MORE KISS』をはじめ『JUPITER』、『悪の華』、『スピード』などなど、既に有名な曲は多々あったので、(まだ)ファンではなかったものの、バクチクという存在とその音はなんとなーく知ってはいました。

さらに、1995年当時はこのシングルの表題曲である『唄』をテレビや有線でメチャクチャにプロモーションしていたので、曲自体もそこはかとなく聴き覚えはあったんですよ。

『なんかお面かぶって顔にモザイクかかってたアレだよな、、、』

『ギターが重めな曲で、なかなかカッコ良かった気がする、、、』

『しかし凄ぇジャケットだな...一か八か買ってみるか。失敗しても200円だし、、、』

これで買っちゃったんですよね。

余談ですが、私の人生で初のジャケ買いがBUCK-TICKのこのCDでした。

それまで『ジャケットが気になるから』という理由でCDを買ったことなど一回も無かったんですけどね。

なので、この時の自分を今なら「よくぞやった!」と全力で褒めてやりたいです。

このジャケ買いが無かったら、私はバクチクのファンにはならなかったかもしれませんから。


ちなみに『唄』のMVも異様ですよ。

全部異様の、異様づくしですねw


お面かぶって顔にモザイクかかってたアレです


当時の私は気付かなかったのですが、MVでの扮装は海外の有名アーティストのコスプレだったそうです。


『唄』のCDを買って家に帰り聴いてみた結果、驚いたことに私は表題曲の『唄』ではなく、カップリングの『君へ』の方にガッツリ心と神経を持ってかれてしまいました。

『唄』は重たいディストーションギターを中心にシンセノイズや意図的なローファイ処理を要所に散りばめた曲で、当時(今もですが)テクノやインダストリアル、デジロックやニューメタル系に傾倒していた私にとって実にドンピシャな曲でした。

「おぉ、これはカッコいいな。買って当たりだったかも、、、」

そう思っていた私に衝撃が走ったのは次の曲の『君へ』が始まった時でした。


うおぉおおっっ...!!か、、かっけぇッ!!!


ギターのリフがとにかくかっけぇ、、、

ワウの使い方もかっけぇ、、、

ブレイクもかっけぇ、、、

ソロもかっけぇ、、、

退廃的で破滅的な世界観もメチャかっけぇ、、、


とにかく全部カッコよかったんですね。

その日のうちに何度も何度もこのCDを聴いた私は、当然の結果としてこう思ったのでした。

「アルバムも絶対買うしかねぇ!!!」

櫻井敦司氏追悼レビューシリーズ記事2作品目『Six/Nine』に続く



【購入】デジタルミュージック版
アーティスト名:BUCK-TICK









今日の音楽 / 正宗 / 22:38 Thanks!!



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