BUCK-TICKのヴォーカル、櫻井敦司氏の追悼レビューシリーズ記事2作品目は『Six/Nine』です。
写真の手前にあるのは初回プレス盤に封入されたシンボルステッカーです。
初回プレス盤はパッケージが紫なので、そのまま普通に出すと何も見えなくなってしまいますねw
紫すぎて何も見えません
ちなみに歌詞カード表側はこんな感じです↓
前回のレビュー、『唄/君へ』から微妙に続く話となります。
生まれて初めて買ったBUCK-TICKのシングルCD『唄/君へ』を聴いて「アルバムも絶対買うしかねぇ!!!」と大興奮した私は、その次の日に早速『唄/君へ』を買った中古CD屋さんに再び赴いたんですよ。
今、なんとしても聴きたいのは『唄/君へ』が入ったアルバム。
邦楽CD、は行の棚からBUCK-TICKの欄を探してみると、平置きにされた紫のCDが目立つように置いてあり、そこにはこんなポップが貼られていました。
『回収騒ぎとなった問題作 在庫一点限り』
CDの帯で収録曲を見てみると、『君へ』は入ってないけど『唄』は入ってる。
“『唄』が入ってる。じゃあこれは買いだな、、、でも回収騒ぎってなんだろう?”
気になったので、レジに座ってるおっちゃん(多分、店長さん)に聞いてみました。
「コレ下さい。あと、回収騒ぎになったってここに書いてありますけど何があったんですかコレ?」
「あぁ、イスラム教からクレームが来たとかで、確か歌詞がイスラム教をバカにしてるとかだったかな(※実際はイスラム教の聖典であるコーランを逆再生した上で無断使用したことが原因でした)、、、店頭から新品全部回収するくらいだから、相当問題になったみたいですよ」
ほほぅ、、、
正直、やったぜ!と思いましたね。
一日遅れで買いに来てたらもう在庫はなかったかもしれない...
そしたらこのアルバムは、下手すると二度と手に入れることが出来なかったかもしれない...
そう思うと貴重さも増すってもんですよ。
なんてラッキーだったんだろう!
CDを手にした私は、ホクホク気分で家に帰りました。
長くなるのでPart2に続きます。