窓用エアコンを買ってしまいました。
去年までは扇風機とサーキュレーターで夏を耐え凌いでいたのですが、もう耐えられねェですわ。
これ、クッソ冷えます。
ついに真夏の熱風に苦しめられる日々も終わったぞ〜!!

というわけでレビューしていきます。
電気代のことや騒音レベル、防犯・防虫対策、だまされてはいけないポイントなどを語ります。
■なぜ壁掛けエアコンではなく窓用エアコンを買ったのか?その理由
私が壁掛けエアコンではなく窓用エアコンを買った理由は主に3つあります。
1、二階にある自室に壁掛けエアコン専用の電源コンセントが無いので、専用線を引くために電気工事が必要となるため。
2、排気ダクト用の穴あけ工事が必要となるため。
3、二階の自室の窓の外に室外機を置くベランダなどの平らなスペースが無いので、斜めの瓦屋根に水平に室外機を取り付けるちょっと特殊な工事が必要となるため。(※ちなみに地震や台風にめっぽう弱い)
こんなに工事ばかりやってられませんでした。
窓用エアコンなら、本体代金さえ払ってしまえば、あとは余計な工事費など一切必要ありません。
取り付けも自分一人でできるので、人件費もかかりません。
なので、窓用エアコンを買いました。
■窓用エアコンはちゃんと冷えるのか?
結論から言うとちゃんと冷えます!
壁掛けエアコンより能力不足となるのは避けられませんが、十分満足するレベルで部屋は涼しくなります。
寒くなって消すレベルで部屋が冷えます。
■窓用エアコンだと、電気代はどのくらいかかるのか?
1時間あたりの電気代の計算方法は、
・消費電力(単位はキロワット)×電力量単価(円)
となります。
私が買った窓用エアコンは定格消費電力が610ワットです。
電力量単価は現在の平均価格35円で考えます。
すると私が買った窓用エアコンの1時間あたりの電気代は、
・定格消費電力0.61キロワット×電力量単価35円=1時間あたり21.35円
となります。
自販機の飲み物がだいたい140円や150円なので、自販機ドリンクの約1/7の値段で1時間快適に涼むことが出来るわけです。
私はこの値段を、猛暑への対策料金として『格安』だと考えました。
ちなみに610ワットというのは定格消費電力(消費電力の最大値)なので、実際にこのエアコンを使った場合の電気代は、21.35円よりももっと安くなります。
さらに言うと、エアコンを消してもすぐに部屋が暑くなる訳ではありません。
なので、21.35円で実質1.5時間〜2時間くらいは、湿度が低く涼しい部屋で快適に過ごすことが出来るわけです。
■窓用エアコンを自分で取り付けようとすると、どのあたりが難しいのか?
取り付け工程自体は十分に時間をかけて落ち着いてやれば簡単です(30分で急いで仕上げる必要など無いのではないでしょうか?)が、本体の重さだけがネックです。
私が買った窓用エアコンは、本体だけで重さが23kgありました。
最初に重さがネックになったのは、製品の運搬時です。
私は自室が2階にあるため、この製品をどうにかして階段から2階へと運ばなければなりません。
メチャクチャ危険なので、箱に入ったままの製品を抱きかかえて狭い階段を上がるのは諦めました。
目の前も足元もよく見えないので事故る可能性大です。
なので、私は上から箱を引っ張る形で、階段を引き摺りながら製品を2階へと運びました。
この方法なら途中の段差ですぐに一休みすることもできます。
なるべく衝撃を与えないよう角度とスピードを調節しながら、ゆっくり階段を上がりました。
次に重さがネックになったのは、製品を窓枠に取り付ける時です。
窓が高い位置にある場合、窓枠の高さまでエアコン本体を持ち上げる必要があるんですよ。
窓用エアコンは、まず最初に窓枠にエアコンを取り付けるためのガイドを取り付け、次にエアコン本体をそのガイドに嵌め込んで取り付ける、という工程を取ります。
ガイドの下枠の部分にエアコンをもたせかけることができれば、重さはほとんど問題にならなくなります。
なので、ほんの数秒だけエアコン本体を持ち上げられるかどうかが勝負です。
男性なら一人でもまず問題ないと思いますが、あなたが女性なら身近なものを使って十分にシミュレーションしてみてください。
一気に窓枠まで上げられなくても、中間地点に椅子などを使って安定した台を作り、段階的に窓枠まで運べるようにするとかなり楽になると思います。
もし助けが呼べるのであれば、なるべく助けを呼びましょう。
■窓用エアコンはうるさい?
窓用エアコンの運転中の騒音は、体感的に扇風機の強風と同じくらいです。
数値で見てみると、私が買った窓用エアコンは室内55dB、屋外64dBとなっています。
扇風機の騒音は一般的に50dB〜60dBくらいと言われているので、数値的にもやはり扇風機と同じくらいのうるささということになりますね。
ただし、窓用エアコンは運転中の音とは別にコンプレッサーの作動音があります。
コンプレッサーは、冷房機能がオンになる時とオフになる時にだけ、『ドムン』という感じのちょっと大きめの音が鳴ります。
これは冷房を使うなら避けることができない音ですが、じゅうぶん慣れの範疇に入る音だと思います。
『洗濯機の脱水時の音が一瞬だけ聞こえる』と言えば、体感的にどんな感じの音か分かりやすいでしょうか。
実際に使用してみて、コンプレッサーの音も含め、購入前に心配していたほどのうるささは全く感じていません。
余談ですが、記事冒頭にも載せた写真の通り、うちの猫たちは運転中の窓用エアコンの下によく頭を突っ込み気味にして寝ています。
猫もそれほどうるさいとは感じていないようですね。

運転中の窓用エアコンの下に頭突っ込み気味で寝るうちの猫

他の猫も同じように頭を突っ込み気味にしながらスヤスヤ寝ます
■窓用エアコン、窓は閉められる?防犯・防虫はどうなるの?
窓用エアコンを付けても窓はちゃんと鍵まで閉められます。
防犯・防虫対策もしっかりできます。
それぞれ分けてお話ししましょう。
■防犯について
『窓用エアコンを付けると鍵が閉められなくなるのではないか?閉められたとしても簡易鍵のみとなるのではないか?』と考えている人が意外と多くいます。
しかし、ほぼ全ての問題は窓用エアコンを窓の左側に取り付けることによって解決します。
エアコン運転中は本体背面から給排気を行うため、エアコンの背面の窓は必ず開ける必要があります。
なのでエアコン運転中はエアコンに付属する簡易鍵での施錠となりますが、運転停止中なら窓本来の鍵を閉めることが出来ます。

運転停止中は窓をしっかり閉められます
角度を変えてもう一枚撮影しました。
下の画像を見てください。
ちゃんと鍵が閉まっているのが確認できますよね↓

窓本来の鍵もちゃんと閉められる
これで外出中の防犯も問題なしです。
※排水ホースについて補足
このエアコンは、そもそもドレン水を気化蒸発させる『ノンドレン方式』なので排水はめったなことでは出ません。(実際に運転中に何度も確認しましたが、私自身は水滴が落ちるところさえ一度も見たことがありません)
ですが、念のための補足です。
窓用エアコンを窓の右側に取り付けてしまうと、エアコンと窓までの距離が非常にタイトになるため、エアコンの背面に取り付ける排水ホースは必ず窓に干渉することとなります。
したがって窓を閉めることが出来なくなります。
しかし、窓用エアコンを窓の左側に取り付ければこの問題は起きません。
私は排水ホースを以下のように設置しています。
(※白い粉は害虫避けのパウダーですが、見苦しくて申し訳ない)
結束バンドを使ってサッシ枠に水滴が落ちるよう、排水ホースの位置調整をしています。
サッシ枠に流れたドレン水は、水逃げ用のスペースを伝って屋根に流れます。
結束バンドはエアコン本体をセットする窓枠ガイドのビスに取り回して固定しています。
幅広の結束バンドを使っているので、ビスの隙間から結束バンドが外れることはありません。
私はたまたま手元に幅広の結束バンドがあったのでそれを使いましたが、ちょっと太さのある紐があれば、それで十分使えます。
■防虫について
これはメーカー非推奨なので、真似をする場合はスーパー自己責任となります。
ご注意ください。
やり方は簡単、網戸を閉めるだけです。
メーカー側は『窓用エアコンの背面は網戸も開けて、何も遮るものや塞ぐものがない状態で窓用エアコンを使用してくれ』と言っています。
しかし、それでは隙間から虫が入り放題となってしまいます。
私は部屋が虫だらけになることなど耐えられません。

パッキンは隙間だらけ
なので、私は背面の網戸を閉めて窓用エアコンを使用しています。
網戸と言えど空気の流れを少しは邪魔するので、冷房効率はその分ほんの少し悪くなっているハズです。
しかし、部屋が虫だらけになることを防いでくれるなら、私は迷わず網戸を閉めます。
一般的な網戸の原料はポリプロピレンなので、耐熱温度は121℃〜160℃となります。
したがって窓用エアコンの排熱温度にも網戸は十分耐えられます。
実際に背面の網戸を閉めて窓用エアコンを使用していますが、網戸が溶けたりすることもなく、虫の侵入を防いだ上で部屋をキンキンに冷やしてくれています。
冒頭で言った通り全て自己責任となりますが、この方法を真似するかどうかは自身で十分に考えた上でご判断ください。
※さらなる隙間埋め対策
窓用エアコンを使用する際には窓を中途半端に閉める形となるため、網戸と窓の間、そして窓と窓の間にも微妙な隙間ができてしまいます。
なので、私はこの隙間をも出来る限り埋めたいと考えました。
そこで網戸や窓の間の隙間を埋めるのに使ったのがコレ↓です。
起毛隙間テープ
100均のダイソーに売っている『短い起毛タイプすきまテープ』です。
隙間テープの厚みは4mm。
窓と窓の間の隙間は7mm〜8mmほどなので、ちょうど半分くらいの隙間を埋められます。
この隙間テープを網戸の取っ手の部屋側、そして窓の取っ手の部屋側に貼ります。
網戸と窓の取っ手に隙間テープを貼った状態
隙間テープは取っ手の部屋側に貼りましょう。
取っ手の外側や窓に直接貼ってしまうと、直射日光によって粘着剤が溶け出し周囲をネッチョネチョに汚した上で隙間テープは剥がれ落ちてしまいます。
窓、網戸の構造(隙間のでき方)によっては行き違いがキツすぎると感じる場合もあるので、事前に採寸をしてイメージを掴んでおきましょう。
■窓用エアコンとスポットクーラーはどっちがいいか?
これは断然窓用エアコンです。
実は私、自室以外の場所で使うために、去年スポットクーラー買ってみたんですよ。

去年買ったスポットクーラー
なのでスポットクーラーと窓用エアコン、どちらも使った経験から言えます。
部屋全体を冷やすなら、断然窓用エアコンの方がいいです。
と言うよりも、窓用エアコンじゃないと部屋全体を冷やすことができないんですよ。
正直、負圧をナメてました。
負圧とは、わかりやすく言うと部屋内の空気圧が外よりも低くなっている状態のことを言います。
スポットクーラーは、部屋内の暑い空気を外に排気するので、その分部屋内の空気圧は低くなります(これが負圧の状態)。
すると低くなった部屋内の空気圧を外に合わせようとして、外の暑い空気が勝手に部屋内に入り込んでくるんですね。
この負圧があるため、スポットクーラーでは部屋全体を冷やすことができません。
『そんなこと言っても、冷房能力が2.3キロワットもあるんだから、ゴリ押しパワーでどうにかなるんじゃないの?』と思って去年の私はスポットクーラーを買ったのですが、スポットクーラーで負圧に勝つことは不可能だということを思い知らされました。
スポットクーラーからもキンキンに冷たい空気はちゃんと出てきます。
なので、風が当たる場所にいればちゃんと涼しいです。
でも、部屋全体を冷やすことは無理なんですよコレが。
さらに、負圧の働きだけではなく、スポットクーラー本体と排気ダクトもかなりの高温になるので、排熱効率を上げるための工夫と努力が必要になります。
おまけに冷房によって除湿された排水の処理も部屋内で行わなければなりません。(※スポットクーラーの場合、湿気たっぷりの暑い外気が負圧で部屋に流入し続けるので、ノンドレンでは排水を処理し切れませんでした。排水がドバドバ流れ出ます)
窓用エアコンならば、背面の外気から給気を行うため部屋内は負圧になりません。
そして背面から直接外へ排水することができます。(※窓用エアコンなら負圧が無いためノンドレンでほぼ対応できています。私自身は排水が出てるところを見たことがありません)
スポットクーラーは、壁掛けエアコンも窓用エアコンも無理な場合にだけ検討してみることをお勧めします。
■窓用エアコンは冷房専用でも良いのか?冷暖房兼用にすべきか?
個人的意見ですが、窓用エアコンの冷暖房兼用機はデメリットの方が大きいと思っています。
窓用エアコンの冷暖房兼用機には、
・値段が一気に高くなる
・暖房機能が弱すぎる
・本体のサイズが大きくなる
というデメリットがあります。
窓用エアコンの暖房機能について『これだけで真冬でも過ごせる』という意見はどこに行ってもまず見かけません。
実際に使用している人の多くは『ちょっとしたもの』『簡易的な暖房』という認識となっています。
電気代だけは普通にかかるのに、効果の方は『ちょっとしたもの』『簡易暖房』止まりでは割りに合いません。
暖房機器は他に選択肢がたくさんあります。
冷房機器と違って暖房機器は機構がかんたんなので、3,000円ほどの小型セラミックファンヒーターでも火傷しそうなほどの熱風が出てきます。
『冷暖房機器をひとまとめにすれば部屋がスッキリする』という考えは魅力的なのですが、窓用エアコンの冷暖房兼用機は払うコストに対して得られるリターンが少なすぎると思います。
なので、私は冷房専用機を買いました。
■だまされてはいけない!窓用エアコンを買う時は“この数字”を必ず見て!
窓用エアコンを買うなら絶対に確認しなければならない数字が2つあります。
それは、電源周波数と冷房能力です。
冷房能力とはその名の通り冷房する能力のことで、この数値が高いエアコンほど部屋を強力に涼しくすることができます。
そして電源周波数なんですが、もしかしたらこれは聞いたことがないかもしれませんね。
実は日本では、電力会社の流す電気の周波数が、東日本と西日本とでざっくり分けられてます。
東日本は50Hz地域で、西日本は60Hz地域となります。
電源周波数の詳しい境目はこのように↓なっています。

SHARP『電源周波数地域(50Hz地域/60Hz地域)について』より
で、窓用エアコンの冷房能力なんですけど、なんとこれが電源周波数によって変わるんですよ。
私の買った窓用エアコンだと、東日本の50Hz地域では冷房能力は1.63キロワットです。
これが西日本の60Hz地域だと冷房能力が1.9キロワットに上がるんですね。
↑このことをよく覚えておいて下さい。
販売ページによっては、『冷房能力1.6キロワット』と目立つように書かれていたりしますが、1.6キロワットなのは実は西日本の60Hz地域だけで、東日本の50Hz地域では冷房能力がたったの1.4キロワットしかない、ということが多々あります。
「窓用エアコンを買ったけどちっとも冷えない」と言っている人は、この『冷房能力』と『電源周波数』の関係を全然意識していない可能性が大いにあります。
なので、窓用エアコンを買う時には『自分の住んでる地域では冷房能力がどのくらいなのか』ということに注目して下さい。

冷房能力は電源周波数によって変わる
※無駄に高いお金を払いたくないあなたへ↓
せっかく高いお金を払ってエアコンを買っても、部屋が全然冷えなければ買った意味がないと思いませんか?
冷えないエアコンを買うなど、まさに金をドブに捨てる行為です。
もしそんな買い物をしてしまったら悲しいですし、そんな後悔は10万パーセントしたくないでしょう。
万が一部屋がキンキンに冷えすぎてしまったとしても、その時は単にエアコンを消すだけで済みますよね。
『大は小を兼ねる』という言葉を聞いたことがあると思います。
窓用エアコンを買う時は、冷房能力と電源周波数を必ず確認し、冷房能力が高いエアコンを選んでください。
具体的にどことは言いませんが、『冷房能力は低いのに、価格だけは高い』というエアコンだけは選ばないでくださいね。
それは見えている外れクジです。
他の人には見えてないかもしれませんが、このページをここまで読んだあなたにはそれが外れクジであることが見えています。
外れクジが見えているあなたが、わざわざ何万円ものお金をドブに捨てなければならない理由などどこにも無いのではないでしょうか?
■というわけで、私はこの窓用エアコンを買いました
私が買ったのはハイアール社製のJA-18Yという窓用エアコン(※リンク先は一番安い順一覧)です。

>>【楽天市場】ハイアール JA-18Y(一番安い順一覧)
西日本の60Hz地域では冷房能力1.9キロワットとなり、これは窓用エアコンとしてはかなり大きめの冷房能力です。
また、多くの窓用エアコンは設定温度が20度まで、もしくは18度までしか下げられませんが、この窓用エアコンは16度まで設定温度を下げられます。
買ってみてメッチャ満足しました。
これ、クッソ冷えます。
あなたがもし、猛暑対策に窓用エアコンを買おうかどうか悩んでいるのであれば、、、
今買えば、たった2〜3日でエアコンはあなたの家に届きます。
届いたその日に即、あなたは今までの夏のジメジメの蒸し暑さから解放され、涼しくてカラッとして快適な部屋で気持ちよく過ごすことができます。
ここ数年で色々なものがどんどん値上がりしているので、早めに買えばそれだけ安くも済むでしょう。(運が悪ければもう
そろそろ猛暑地獄の苦しさから抜け出して↓はどうですか?

【楽天市場】ハイアール(Haier)窓用ルームエアコン マイナスイオン、ONタイマーとOFFタイマー、おやすみ運転、ドライ運転機能、リモコン付き、工事不要、簡単取り付け(一番安い順一覧)
※重要追記(値上げ速報):
↓下の画像の通り、私が買った時は確かに4万円台で買えたのですが、わずか3ヶ月程しか経っていないにも関わらず、2024年9月現時点ですでに5万円台に値上げされてしまっているようです。(しかも品薄で在庫切れです)

私が買った時は4万円台でしたが、、、
↓

現在は5万円台になってしまいました
今後は6万円台、7万円台、あるいは8万円台以上になってしまうのも時間の問題なのかもしれません。
猛暑に何年も耐えながらエアコンを買おうかどうかずっと悩んでいるうちに更に値上げされてしまうかもしれないので、今すぐ最安値をお確かめください。
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我慢をすればするほど高いお金を払わなければならなくなるかもしれませんので、、、
あなたが買う分の在庫が残っていることも祈っています。