8年前、福島県の会津田島にて見かけた『水車らしき物』の答えが奈良県のお陰で明らかになりましたよ!
福島県の会津田島にて見かけた『水車らしき物』
↑コレ、なんだか分かります?
私が『引退した水車かな?』と思ったのはコレでした↓
奈良県では田んぼに水を張るために踏車(水車)という揚水機を使って水を汲み上げていました。
— 奈良県立民俗博物館【公式】 (@naraminpaku) June 13, 2024
普段は公開していませんが、収蔵庫として使用している廃校に多くの踏車を保管しています。ですので、圧倒的な踏車コレクションをご覧あれ!#ならみんぱく#奈良県立民俗博物館 #稲作 pic.twitter.com/bQLQv8oFpX
完全に解釈一致ですね。
コレは『踏車(ふみぐるま・とうしゃ)』というもので、やはり水車でした。
でも水車なのに『踏車』って、なんかおかしくありません?
水車って川の水流で自動で動くものだと思ってたんですが、それの何を踏むというのか?
その答えがコレ↓でした。
実際に使用されている大正時代の踏車(Wikipediaより)
おぉ、ガチで踏むんだ。
羽の先の鉤状になっている ┏ の部分は足を置くためのステップだったんですね。
私はてっきりこの鉤で水を掻くのかと思ってましたよ。
踏んで回すと羽の先に付いた板が水を押し出す、という仕組みになってます。
うっかり子供に手伝ってもらおうものなら、上で全力ダッシュしてしまいそうな魅力を放ってますねw
新潟県新潟市西区 新川の踏車体験
↑踏車の動画を探して見てみたところ、やはり子供は楽しくなってしまうようですw
・8年前の初出記事『会津田島探訪記 その11 - 市街地散策 Chapter4』